《ビジネスで使うべき英語の敬語表現 ~電話~》
突然ですが、多くの皆さんは「英語に敬語はない」と教えられたことはありませんか?英語の教科書には日常会話が多いため、上下関係を表す表現がほとんど含まれていないのが現実です。
しかし、実際には英語には多くの敬語表現が存在します😲!適切な敬語表現を使うことができる人は、ビジネス相手に好印象を与え、取引が成功する確率がグッと高くなります。
そこで今回からは、どのような表現を使えばフォーマルになり、印象が良い言い方をすることができるかをシーン別にご紹介していきたいと思います😊✨
ビジネスシーンで一番難易度が高い、緊張する場面は「電話での対応」ではないでしょうか。対面よりも英語が聞き取りづらく、緊張してしまいますよね。
ですが慣れてしまえば、パターンが決まっているのでそこまで難しくはありません。適切な表現と頻出フレーズを覚えておきましょう!
【名前を尋ねる】
・May I have your name, please?(お名前をお伺いできますか?)
・Would you mind telling me your name, please?(お名前を教えていただいてもよろしいでしょうか?)
✖ NG表現:What’s your name? Who’s this?
顔の見えない相手に対してこのように聞いてしまうのは非常に失礼です。注意しましょう。
【名乗る、つないでもらう】
・This is (name) from (company’s name) speaking.(○○社の○○と申します。)
・This is (name) speaking. I’m charge of sales at (company’s name).(○○と申します。○○社で営業を担当しております。)
・May I speak to (person’s name)?(○○氏とお話しできますか?)
・I would like to speak to (person’s name), please.(○○氏とお話ししたいので、お願い致します。)
✖ NG表現:(person’s name), please.
pleaseこそ入っていますが、最も礼を欠いた表現です。注意しましょう。
【メッセージを受け取る】
・May I take a message for him?(メッセージをお伺いしましょうか?)
・I’m willing to take your message.(喜んでメッセージをお伺いします。)
【聞き返す】
・Would you please repeat that?(もう一度言っていただけますでしょうか?)
・Would you mind repeating what you’ve just said?(今おっしゃったことを再度言っていただいてもよろしいでしょうか?)
✖ NG表現:Once more please. / Pardon?
【電話を終える】
・Thank you. Nice talking to you, too.(ありがとう。こちらもお話しできて楽しかったです。)
・Thank you for your thoughts. It was great talking to you, too.(ご配慮いただきありがとうございます。こちらこそお話しできて、とても楽しかったです。)
難しいイメージがある電話のシーンも、使用する単語やフレーズはそこまで難しくないものが多いですね。
表現をインプットした後は実際の場面でたくさん使用して、自信をもって話せるようになりましょう♪