カナダは、雄大な自然を満喫でき
暮らしやすく、学びやすい国

世界で二番目に大きな国土を誇る
北アメリカ大陸北部に位置し、10の州と3の準州を持つ、連邦立憲君主制国家・カナダ。イギリス連邦加盟国であり、英連邦王国の1国です。最大の特長は広大な国土。北アメリカ大陸の半分以上を占める総面積は9,984,670平方キロメートルで、ロシアに次いで世界第2位。日本の約27倍もの広さがありながら、人口は日本の約4分の1の約3,200万人と、その雄大さがよく分かります。
カナダは世界でも裕福な国に挙げられ、2013年のGDBランキングは第9位。産業の主体は20世紀初めまで農業でしたが、現在は世界有数の先進工業国となり、自動車産業や機械産業が盛ん。近年はIT産業も発展しています。また広大な面積から資源に恵まれ、世界シェア10位に入る鉱物資源が17種もあり、天然ガス、石炭、原油、ダイヤモンドなども産出。最大の取引国・アメリカをはじめ世界各国に輸出され.カナダの豊かな経済を支えています。

雄大な大自然も満喫できる
カナダの魅力といえばやはり雄大な自然環境。ロッキー山脈やナイアガラの滝などが有名で、世界各国から観光客が訪れています。また、たくさんの森や湖があり、北極圏に近いことからオーロラを観ることも。気候は寒いイメージが先行していますが、留学先として人気のバンクーバーやビクトリアなどが位置する西海岸の沿岸部は、夏は涼しくて晴れる日が多く、冬は温暖。トロントやモントリオールなどの大都市もそれほど寒くはなりません。また日本と同じような四季もあり、冬はスキー・スノーボード、スケート、夏はビーチバレー、カヌー、カヤック、トレッキング、サイクリング、キャンプなどが楽しめます。さらに過去に何度も夏季・冬期オリンピックが開催されているスポーツ大国でもあるカナダ。野球のメジャーリーグ、アイスホッケーリーグなども充実しています。

良好な治安と安価な物価で暮らしやすい
カナダのもうひとつの魅力が「治安の良さ」です。民間の国際研究機関「経済平和研究所(IEP Institute for Economics and Peace)」が2007年から世界163カ国・地域を対象に行う「世界平和度指数」の2014年ランキングでは第7位。ユネスコやイギリスのエコノミスト誌などさまざまな機関が行っている調査でも、「世界で最も暮らしやすい国」としてつねに上位に入っています。また「住みやすい都市」「生活の質」の調査でも、バンクーバーを筆頭に、トロント、カルガリーが上位にランクイン。アメリカに隣接していますが、もちろん銃の所持は禁止。夜は一人で出歩かない、大金を持ち歩かないといった異国でのルールさえ守れば、安心して留学生活を送ることができます。
また、州によって税率は異なりますが、他の欧米諸国に比べると物価は比較的安く、語学学校などの授業料もリーズナブル。公共交通機関も発達しているので、暮らしやすいでしょう。