英語力No.1のオランダがバイリンガル教育強化・日本が進むべき道は?#3
こんにちは!
アチーブゴールです!
前回は、「英語力No.1のオランダがバイリンガル教育強化・日本が進むべき道は?#2」と題して、
オランダがどのようにして英語のバイリンガル教育を強化したのかについてご紹介いたしました。
まだご覧になっていない方は前回の記事を是非ご覧ください。今回はこの連載の最終回となります。
オランダと日本は何が違うのか?
この20年間で文科省は英語教育の拡充を進めてきましたが、
20年前と現在の大学生の一般的な英語力を比較すると、
むしろ英語力は後退しているのではないかという意見さえあります。
膨大な時間とエネルギーを使って英語教育を行い、生徒に大きな負担を掛けているわりには、
英語教育の成果が出ていないという意見です。日本の英語教育は、
海外旅行に行って英語で会話ができたり、海外からの旅行者に英語で対応できたりすることを
目指しているような様相もあります。日常会話はできるようになったかもしれませんが、
授業の内容に関する質問に英語で答えられる学生はまだまだ少ないのが現状です。
文科省が目指しているのは、日本を代表する「本当の国際人」を育てる事です。
現在の英語教育では、どうすればそうした人材をが生まれるのかが非常に大きな課題となっています。
また文科省は大学で英語による授業を増やすように奨励していますが、順調に進んでいると言い切るには
多少無理があるでしょう。英語で専門教科を教えることができる教師が少ない上、授業に付いて行く事が
出来る学生の数も少ないのが実情です。
つまり英語の授業時間を増やせば解決できる問題ではない、という事になります。
オランダでは全体的な生徒の英語力の向上にとどまらず、
「バイリンガル教育」を通して一種のエリート教育を行い、国際人を養成しています。
根本的に英語教育の在り方を検討してみる必要があるのかもしれません。
「国際社会で活躍するための人材になる」という英語を学ぶ上でのゴールを設ける事で、
学生の意欲を高め「勉強して役に立つ」と思ってもらう事が何より重要だと言う事が出来ますね。
皆さんはどのように考えますか?
ここまで読んだ皆さんが、英語を本気で伸ばしたいというモチベーションを少しでもお持ちであれば、
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